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レース概要
牝馬三冠の最終戦・秋華賞に向けたトライアル競走・ローズＳ。夏競馬か終わった直後ではありますが、本番まで１ヵ月を切っており、春のクラシックで上位を争った多くの実力馬たちが、ここで再スタートを切ることとなります。過去10年の秋華賞馬のうち、牝馬三冠馬アパパネ（本競走４着）やジェンティルドンナ（同１着）を含む７頭が、このレースをステップに秋華賞を制覇しています。秋華賞に向けた大事な一戦、今年はどの馬がここで勝利を飾る事ができるのか。

レース傾向
過去10年の出走馬について、前走の競馬場別成績をまとめると、3着以内馬の半数15頭は東京組で、[8 6 1 41]の勝率14.3%連対率25.0%、複勝率26.8%となっており、好走率でも上位の数値をマークしています。また、この勝ち馬8頭はオークスからの直行馬で、そのうちの7頭はオークスで4着以内に入っていました。

過去4年の優勝馬は、過去2走共に「5番人気以内」に支持されており、「前々走より前走の単勝人気順が上」もしくは「前々走と前走の単勝人気順が同じ」だった。今年もこの傾向が続くのか、過去2走の単勝人気はチェックしておきたいところです。

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予想の方は好調で以下の実績を残しており、さすが元騎手と言ったところでしょうか。


＜先週の的中＞
◆９日
阪神１０Ｒ野分特別＝馬単１１００円
阪神１２Ｒ＝３連複２８９０円
中山９Ｒアスター賞＝３連複１８４０円

◆１０日
阪神１０Ｒ西宮Ｓ＝馬単７８０円


皆さんも一見の価値ありです。

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◎＝リスグラシュー
オークスでは5着に敗れましたが、馬券圏内を外しのはあれが初めてのこと。直線で狭い場所に入って追い出しが遅れたのが敗因で、スムーズなら上位入着を果たしていたでしょう。G1で2着が2回の実績からも、能力の高さは言うまでもありません。終いが甘くなってしまう点をいかに克服するかが鍵となりそうです。

調教:栗坂 稍 54.0-39.3-25.2-12.3 馬也
リーゼントシャルフを0.9秒追走同入
※大きなフォーム、力強い伸び脚で併せ馬にあっさりと同入したあたりからは、仕上がりの良さを感じます。

堅実さが武器ではありますが、逆に勝ちきれない。ですが今回はその流れを覆してくれると信じています。

〇＝ミリッサ
今回と同じ阪神で開催されたチューリップ賞では、リスグラシューに次ぐ4着でソールスターリングと0.4秒差の実績を持ちます。オークスへの出走は叶いませんでしたが、休み明け初戦で古馬相手に1000万条件を勝ち上がっています。これまで、前々走と3走前を除いてはすべて最速上がりをマークしている様に、優れた末脚の持ち主で今回のレースにも相性がよさそうです。

調教:栗坂 稍 52.5-38.5-25.1-12.6 強め
パーシーズベストを0.1秒追走0.4秒先着
※一回使ったことで動き、時計共に良化。終いまでしっかり伸びているのもいい。

条件戦からの参戦でオークス組とは違った、一度使った強みを活かして好走を狙ってほしい。

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桜花賞からの長期休み明けとなった前走は、勝ち馬が強かったのもありますが、初の左回りという事もあり、ずっと外にもたれていました。しつこい様ですが、チューリップ賞ではこの馬もミリッサに次ぐ5着の実績を持っています。今回は走り慣れた右回りに戻りますし、このメンバー構成からも先行馬に対するマークも甘くなるはず。一発があっても不思議ではありません。

調教:栗坂 稍 54.5-39.5-25.3-12.5 強め
※坂路でしっかりと乗り込まれており、仕上がりは上向き。

直線の長い新潟で粘り込む力を持っていますから、相手が強化される今回でも。


《オススメ買い目》
単勝　　　　◎　　　　　　　3k
ワイド　◎－〇　　　　　　　3k
　　　　◎－▲　　　　　　　2k
　　　　　　　　　　　　　計8k

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